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カウンセリングルームセンター南ロゴ 横浜市への恩返し

変なタイトルですが、横浜市にカウンセリングルームを開室するにあたって、最も率直な気持ちを表した言葉です。

私はこれまでずっと、横浜市の様々な機関で心理相談業務を行ってきたのですが、振りかえってみれば反省の日々に加え、本当に多くの方々に助けられてきたよなぁといつも実感してしまいます。一体この感謝の気持ちを具体的にどう返してゆこうかと、ここ数年頭を悩ませていたのですが、恩返ししたくても返せるものなんてたいしてないんですよね。そんなことを話していたら、ある人から「恩というのは別の人に返すものなんだよ。あなたはカウンセリングをしてればいいの」と言われて、あぁそうか!なんて単純ですが、すごく納得してしまったということがあり、これからは「ペイフォワード」の精神で生きていこうと思うようになりました。なので、このたびカウンセリングルームを開室し、横浜市の方々にカウンセリングを行っていくということは、私にとっては横浜でお世話になった方々、ひいては横浜市に恩返しをしてゆくことに他ならないと思っています。

もちろん、実際に悩まれている方にお会いしたら、その人のためにカウンセリングを行うのであって、横浜市のためにやっているとは全く思わないんですけどね。横浜市以外の地域からいらっしゃる方も多いでしょうし。

さて、ここからは少し重い話になるのですがお付き合いください。

今回、横浜市についても調べ直してみました。以下は、横浜市の人口統計の一部です。参考までに右側には都筑区のものも載せておきます(2010年9月1日現在統計)。
横浜市全体の世帯 - 約150万(1,589,869)横浜市都筑区の世帯 - 約7万6千(76,569)
横浜市全体の人口 - 約360万人(3,681,279)横浜市都筑区の人口 - 約20万人(201,196)
横浜市全体の男性の数 - 約180万人(1,844,860)横浜市都筑区の男性の数 - 約10万人(101,520)
横浜市全体の女性の数 - 約180万人(1,836,419)横浜市都筑区の女性の数 - 約10万人(99,676)

横浜市には360万人もいるんですね。全員にちょっとずつ恩返しができれば何よりなんですが、たぶんできそうにありません。もう少し、狭い範囲で貢献したいと思い、さらに調べたところ、横浜市全体では、毎年約3万人が生まれている一方、約2万5千人が亡くなっていることがわかりました。そして、2008年の横浜市の死因別死亡統計では、亡くなられた25,495人の内、764人もの方が自殺をして亡くなられたということを知りました。

近年は自殺ではなく自死と呼ぶことが増えていますね。遺族にとって自殺という言葉の響きがとても重たいものだからでしょう。正確ではありませんが、そうした遺族への配慮からか、「自らを殺したのではなく自ら死を選ぶしかなかった人」と亡くなった方を捉え、自死という言葉を使うようになったと聞いたことがあります。言葉というものは人を苦しめるものであり、改めて使い方には気をつけていこうと思いました。

恩返しという話からつなげてよいものかと悩みましたが、実際に、自殺予防という点においてはカウンセリングが重要な役割を担っていくはずですし、結局のところ、私が最も貢献しなくてはいけないことは、その764人の方を死に至らせないように食い止めることなんですよね。臨床心理士の「臨床」という言葉は、今でこそ治療といった側面が強い言葉ですが、もともとは「死と向き合う」ということが語源なんです。臨床心理士がその他の心理学系の資格と最も異なるのは、前向きさや明るさばかり求めるのではなく、しっかりと暗い側面にも向き合っていく点にあると自負しています。一方で、そんな中でこそユーモアも忘れてはいけないと思ってるんですけどね。

微力ながらも一人でも多くの方のお役に立てますように。

参考
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.jp/me/stat/

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